「……取り敢えず、よ?俺らと行動を共にして、その先考えれば、イイんじゃあねぇか?」
銃佐ェ門はなりふり構わず、目的の為に手段を選ばないような説得の仕方をする。
「いや……、まだだな?俺は、お前らが海へ出る理由に納得していない」
闘兵衛は冷笑を浮かべると、疑うように確かめるように呟く。
「……俺は海賊の娘だ。海賊を目指して、ナニが悪い?」
禁は、少し不機嫌になりながら口を開いた。
さも、当たり前の事を聞くなと言わんばかりに、そっぽを向く。
どのような経緯があり、そのような事態になったのかは解らないが、女性である禁が左目を包帯で隠し、男の真似事をするのには、ワケがあるのだろう。
今の闘兵衛には、それ以上詮索するつもりはなかったのであった。
