「半々って所ですかね?思ったより、海兵の練兵が難しいんすわぁ……」 ブレイドも、正面を向いたまま鬼人と視線を合わさずに、ボソリと呟く。 「そうか……。戻ったら早急に取り掛かり、海軍を形にするゾ」 「分かりました」 「了解、ボス……」 鬼人の言葉に、ランスとブレイドは示し合わせたように返答し、お互いに不敵な表情を浮かべ、進行方向へと歩き始める。 ソレは、戦人の顔。 戦場に身を置く人間の、顔であった。