「諸君らに、わざわざこんな辺境の島国へ来てもらった訳は、そんな理由ではない」 鬼人は口調を厳しいモノに変え、新たに語り始める。 「この島国を、見たか?専制主義を通し、鎖国という一方的な主張だけで他国から、自国を護れると思っている……。他国の情報を無視し、軍事面を強化せずにな」 全員が、鬼人の口舌に耳を傾けていた。 指導者として、コレだけ我の強い面子を相手にする事は、生半可な統率力では無い。 鬼人が優秀な指導者である、証拠であった。