「……私は、こいつの兄だ」 鬼人はその口で、真実を明かす。 全てに、合点がいく。 桃華の行方不明の、兄。 「……っ!?」 闘兵衛は口を開き、ナニかを言おうしたのだが、突然の乱入者により邪魔をされたのだった。