鬼面の人物は、戦いは終わったとばかりに戦意を解くと、己の鬼面に手をかけ取り外す。 「!!?」 その素顔を見た桃華は、絶句する。 予想だにしない人物に、思考は停止していた。 心臓の鼓動は速く、高く波打ち、全てが真っ白になる。 「そ、そんな……?」 それが桃華の発っした、最後の言葉であった。