(……アイツも、こんな思いだったのか?) 自分の混乱振りに桃華は戸惑いを感じながらも、闘兵衛の事を思い出す。 (覚悟と責任、か……) 桃華は以前闘兵衛に言った言葉を心に留め、歩き始める。 覚悟と、責任。 自分の我を通す闘兵衛に対し、桃華は、ソレではナニも得られない。と、説いた事があった。 偉そうに説いたワリに、今の自分はそのどちらも持ち合わせていない。 むしろ、状況に流されているような気がした。