「闘っ兵衛えぇっ!!」 「……ッ鴉うぅっ!!」 最終局面― 闘兵衛と鴉の咆哮は、長い闘いの決着を意味していた。 互いに片腕が機能していない状態では、全てを賭ける瞬間は今しかなかったのであろう。 そして、ジェノスらの目に映ったのは、闘兵衛の腹部を貫く鴉の太刀であった。