男性は銃佐ェ門と名乗ると、事の顛末を説明していた。 鬼鴉との戦い、鬼人との決着― そして、闘兵衛が桃華らを逃がす為に強敵と戦闘し、行方不明となった、結末― 「全て、終わりました」 銃佐ェ門はそう纏めて、旅仕度を始めた。 「どちらへ?」 尋ねる老人に、銃佐ェ門は即答する。 「俺は闘兵衛を捜しに行きますので、桃華サンと皐月の事をよろしくお願いします……」 銃佐ェ門はそう言い残すと、日本を出国するのであった。