「……ッ鴉うぅっ!!」 最終局面― 肌で、本能で鴉の気迫を感じ取った闘兵衛は大地を踏み込み、持てる能力統べてをその一瞬に賭け叫んでいた。 まるで蝋燭が燃え尽きるように、2人の交錯が、最期の輝きを放つ。 『ズププププッッン』 鴉の太刀が、闘兵衛の腹部を貫いたのだった。