火繩銃を片手に銃佐ェ門は、桃華の傍に寄る。 「桃華サン……。俺が頼まれたのは、島を離れろと言う事ダケだ……」 まるで、桃華を慰めるように声を掛ける銃佐ェ門は、闘兵衛の言葉の揚げ足をとるような言動を、行う。 「貴女達を安全な場所まで送り届けたら、俺はこの場所に……、闘兵衛を迎えに絶対来る」 「……」 口調を和らげ、銃佐ェ門は桃華を諭したのだが、返事はなかった。