鬼 鴉【総集編】



「自惚れるなよ?アイツは、テメェらの為に戦うんじゃない……」


その反論も銃佐ェ門によって、叩き潰される。

銃佐ェ門は苛立つようにして、アークら全員に語り掛けていた。



「自分の為に闘うんだ。俺らは……、邪魔なんだよっ!!」



その苛立ちは、銃佐ェ門自身にも向けられていたようである。


足手まといになる事が、銃佐ェ門にとって非常に歯痒かったのだ。