「?」 理由はわからないが、どうやら闘兵衛と銃佐ェ門が揉めているようだ。 その後も激しいやり取りが、続いている。 それよりも、オカシイというか不可思議なのは、鴉であった。 距離をとったまま、鴉は動こうとはしない。 相も変わらず殺意の塊なのだが、コチラに興味を持っていない。 むしろ、ナニかを待っているかのような気配を、桃華は感じていた。