「「……」」 闘兵衛と鬼人の、互いの憎悪が、殺意が、中庭を満たしていく。 銃佐ェ門と皐月は、ただ黙ってその時を待つ。 ドロドロと身体に纏わり付くような殺気が、鬼人と闘兵衛の殺意を膨らませる。 その膨張は、すでに爆発の域にまで達していた。 それでも、動かない理由がある。 その理由こそが、闘兵衛と鬼人を向かい合わせるワケでもあった。