しかし、ソレは銃佐ェ門が闘兵衛を買い被っているだけである。 現段階で、もしも鬼人が動いていたら、闘兵衛は真っ先に鬼人の息の根を止めるだろう。 それほどの殺意が闘兵衛の中に、渦巻いていた。 「たかが一個人に、貴様如きに、鬼鴉という組織を潰されるハメになるとはなぁ……?」 そんな、休戦状態にある闘兵衛達を無視するように、淡々と鬼人は語り掛ける。 「闘兵衛……。貴様を、先に殺しておくべきだったよ……」 鬼人の闘兵衛に対する恨みは、それなりに大きいようだった。