「俺が、正面から行く。援護を頼む……」 そう呟いた途端、闘兵衛は最高速で黒鬼との間合いを詰める。 「オイッ……!?」 慌てて銃佐ェ門は引き止める為に声を発するが、そんなモノで、闘兵衛が止まるハズもない。 今再び、闘兵衛と黒鬼の死力を尽くした闘いが、始まろうとしていた。