もし、桃華が闘兵衛と戦っておらずに、ロインと相対していたなら、今とは違う結果、となっていたのかもしれない。 おそらく、戦いの最中に開眼するであろうロインによって、桃華の生命が散る事になるであろう。 才能だけなら― ソレは所詮、推測でしかない。 事実は事実、結末は結末であった。