「「……?」」



動かない2人を見つめ、銃佐ェ門と皐月は、その奇妙な間に息を飲む。


「鬼人は、どうした?」


その間に関して疑問に思った闘兵衛は、黒鬼を揺さ振るような質問をぶつける。



「貴様らを鬼人様の元へ行かせるワケには……、いかないっ!!」



黒鬼は質問に答えずに、ゆっくりと語尾を荒げてながら、雄叫んでいた。