「……俺らの目的は桃華サンを、鬼人の元へと連れて行く事だ。イイ時に抜けてくれたゼ?」 闘兵衛の台詞に追加するように、銃佐ェ門は口を開く。 「彼女が戻って来るまでに、露払いを済ませたいモンだ……」 そのまま闘兵衛と視線を合わせ、戦う事への決意を済ませる。 「あぁ……。雑魚共を討ち倒し、黒鬼との決着をつける」 右の拳を左手にぶつけ、闘兵衛は気合いを入れながら、呟いた。