張り詰めた空気に、余計な行動は危険だと感じとったアークは、そのままの姿勢で口を開く。 「……海賊、です」 「海賊?」 アークからもたらされた言葉に、銃佐ェ門は顔をしかめる。 答えと鬼鴉の親衛隊に、繋がりを見い出せない。 「……ジェノスだな?」 「闘兵衛ぇっ!?」 突然割って入ってきた声の主に、銃佐ェ門は即座に反応するのだった。