鬼 鴉【総集編】



旅立ちから数週間ほど過ぎただろうか、街の宿や野宿を繰り返して、道中を獣や野盗に襲われ、今現在に至る。


ココまで一緒に行動すると、互いの性格を把握できるモノで、今では桃華を中心とした動きとなっていた。


銃佐ェ門の視線の先に、一番変化の激しい青年が現れる。


その手には、山鼠と野鳥らしき生物が捕まえられていた。

この短い時間に、素手だけでどうやって捕獲したのか、非常に気になるところでもある。


名を、闘兵衛といった。