「この手は、人殺しで、血まみれだ……。俺に、そんな権利があるのか」 『バシンッ』 右手を見つめ静かに語る闘兵衛の背中に向けて、銃佐ェ門は音が鳴り響くほどの平手打ちを、見舞った。 「……っ!?」 「真面目だな、お前は?そんなに不幸を背負い込む事も、ないだろう?」 驚く闘兵衛に、半ば呆れながらも、銃佐ェ門は声を掛ける。 「誰にでもある権利だ。文句を垂れるヤツがいるなら、それがどうした?と、鼻で笑ってやればイイさ……」 闘兵衛の思い詰めた言葉に、銃佐ェ門は諭すのであった。