かくして、鬼鴉の内乱は幕を閉じる。 呪われた名に相応しく、関わる人間達を不幸に陥れた。 共食いをし、生き残った者達にも、またしても、不幸を招く。 鬼鴉は終わりを迎え、全てに決着がついたようにも見える。 しかし、人が生きている限り、その繋がりは容易に切れるモノでは無い。 未だに、宿命ともいえる業は、その形を継続しているのだった。