鬼 鴉【総集編】




「アークッ……!?」



険しい顔で闘兵衛を睨み付ける少年に対し、闘華は状況の変化にあくせくしながらも、その名前を呟く。


「トウカ様から、離れろっ!!」


もう一度だけ同じ台詞を吐き捨て、アークはさらに弓を引き絞る。


「チッ……!?」


ことごとく変化する状況に、銃佐ェ門は舌を打ち慌てて回転銃をアークに向けた。