鬼 鴉【総集編】



「オイッ……!?」


闘兵衛と闘華の、2人の空間は殺意に侵されて、歪んでいく。

銃佐ェ門はその空域に対して、嫌悪感を抱くと、声を掛けようとした。


「……」


青ざめた表情で、皐月は銃佐ェ門を止める。

予想だにしていなかった状況だが、闘兵衛に任せた以上、口を挟むスベもない。


もっとも、2人の導き出した答えなのだから、止める事もできなかった。