玄関の扉を出て外に出てみると、もう周囲は暗く夜になっていた。
「ずいぶん長居しちゃったわね」
ため息と共に呟く。そんな藍奈を心配して、紫音は不安げに尋ねた。
「一人で大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。まだ七時にもなっていないんだし。それにわたしには魔法があるんだから」
フン、と笑ってポケットから杖を覗かせる。紫音も「そうですか」と息をつき、茜とともに門まで藍奈を見送りに行く。
と、したところに、一人の人影が現れた。
「!!」
藍奈がすばやく杖を抜き、構える。
なぜならその人影は、“現れた”といっても門の向こうから出てきたわけではなく、空から“降ってきた”からだ。
「あんた、何者……?」
杖を前に構えたまま、藍奈は尋ねた。しかし、人影は答えない代わりに問い返した。
「御冠神楽紫音を、要求します」
「ずいぶん長居しちゃったわね」
ため息と共に呟く。そんな藍奈を心配して、紫音は不安げに尋ねた。
「一人で大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。まだ七時にもなっていないんだし。それにわたしには魔法があるんだから」
フン、と笑ってポケットから杖を覗かせる。紫音も「そうですか」と息をつき、茜とともに門まで藍奈を見送りに行く。
と、したところに、一人の人影が現れた。
「!!」
藍奈がすばやく杖を抜き、構える。
なぜならその人影は、“現れた”といっても門の向こうから出てきたわけではなく、空から“降ってきた”からだ。
「あんた、何者……?」
杖を前に構えたまま、藍奈は尋ねた。しかし、人影は答えない代わりに問い返した。
「御冠神楽紫音を、要求します」

