「あ? んってなんだ?」
「紫音殿と茜殿はどうしたでござるか?」
それから数秒、沈黙があって、ややあってから麟紅は口を開いた。
「たぶん家」
「そ、そうでござるか……って違う!! 他に誰か一緒にいないのでござるか!?」
「当たり前だろ? 俺ぁ今ここにいるんだから」
ゆっくりと立ち上がりながら麟紅は言った。朽葉は額を押さえ、少しうなだれた。
「相手は簡単に言えば“悪の組織”でござるよ。そんな奴らが人質を取らないと限られたわけではないでござるよ」
少し間があって、
「あぁ、確かに」
と右の拳で左掌を叩いた。直後、
「確かにじゃない! さっさと帰って様子を見に行かんか!!」
朽葉に思いっきり怒鳴られ、麟紅はその場から逃げるように走り去った。
「紫音殿と茜殿はどうしたでござるか?」
それから数秒、沈黙があって、ややあってから麟紅は口を開いた。
「たぶん家」
「そ、そうでござるか……って違う!! 他に誰か一緒にいないのでござるか!?」
「当たり前だろ? 俺ぁ今ここにいるんだから」
ゆっくりと立ち上がりながら麟紅は言った。朽葉は額を押さえ、少しうなだれた。
「相手は簡単に言えば“悪の組織”でござるよ。そんな奴らが人質を取らないと限られたわけではないでござるよ」
少し間があって、
「あぁ、確かに」
と右の拳で左掌を叩いた。直後、
「確かにじゃない! さっさと帰って様子を見に行かんか!!」
朽葉に思いっきり怒鳴られ、麟紅はその場から逃げるように走り去った。

