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「ハァッハァ! アズ!」
「ハァッ! うん! 神の名において(ビスミッラー)!!」
アズラクが左の壁に手を当てると、コンクリートの壁が変形し、道を塞ぐ新たな壁を作った。
しかしその壁は御柳の放った風の刃により、一撃で粉砕されてしまう。
「おいおい、どうした? 逃げるばっかりかよ。何の作戦立てたのか楽しみにしてたのによぉ!!」
鳥のように飛び上がり、麟紅たちの上空を華麗に飛び越え、進行方向に着地する。
「!! ちょま!!」
御やなぎはその長い得物を袈裟斬りに振った。予知眼によって未来を見た麟紅は、寸前でそれをかわす。
「もし神が思し召すならば(イン・シャーア=ッラー)!!」
即座にアズラクが宙に魔法陣を描き、それを地面に叩きつける。地面に積もった微量の砂や塵などが集まり、拳の形を成して御柳へと向かう。
「弱い!!」
御柳の刀はそれすらもいとも簡単に破壊した。
「ハァッハァ! アズ!」
「ハァッ! うん! 神の名において(ビスミッラー)!!」
アズラクが左の壁に手を当てると、コンクリートの壁が変形し、道を塞ぐ新たな壁を作った。
しかしその壁は御柳の放った風の刃により、一撃で粉砕されてしまう。
「おいおい、どうした? 逃げるばっかりかよ。何の作戦立てたのか楽しみにしてたのによぉ!!」
鳥のように飛び上がり、麟紅たちの上空を華麗に飛び越え、進行方向に着地する。
「!! ちょま!!」
御やなぎはその長い得物を袈裟斬りに振った。予知眼によって未来を見た麟紅は、寸前でそれをかわす。
「もし神が思し召すならば(イン・シャーア=ッラー)!!」
即座にアズラクが宙に魔法陣を描き、それを地面に叩きつける。地面に積もった微量の砂や塵などが集まり、拳の形を成して御柳へと向かう。
「弱い!!」
御柳の刀はそれすらもいとも簡単に破壊した。

