そうか、そういうことだったのか。
あのカーキーと一戦交えたときに気づくべきだった。
ウェールズ魔法学院最優秀生徒と謳(うた)われておきながら、いざ“本物の”魔法使いと戦えばこの様である。まったく、最優秀生徒なんぞ肩書きにしかならないことがよくわかった。これが現実だ。自分たちは負けたのだ。負けた……
「まだです!!」
強い、力のこもった声が、藍奈の耳に響いた。
「まだあきらめちゃだめです!!」
力強く拳(こぶし)を握り締め立ち上がったのは茜だった。
あのカーキーと一戦交えたときに気づくべきだった。
ウェールズ魔法学院最優秀生徒と謳(うた)われておきながら、いざ“本物の”魔法使いと戦えばこの様である。まったく、最優秀生徒なんぞ肩書きにしかならないことがよくわかった。これが現実だ。自分たちは負けたのだ。負けた……
「まだです!!」
強い、力のこもった声が、藍奈の耳に響いた。
「まだあきらめちゃだめです!!」
力強く拳(こぶし)を握り締め立ち上がったのは茜だった。

