~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王

「我は望む(I wish)、我は願う(I hope)……」

 藍奈の持った杖の先に大量の魔力が流し込まれる。神鳴学園の地下を流れる竜脈からあふれ出る魔力を何重にも重ね、注入する。

「我が理を謙譲し、汝が理を享受する、されば我は汝となりて、汝は我が力となる……」

 「無駄なことを……」と御柳が退屈したようにため息をついた。しかし、藍奈の詠唱は止まらない。

「悪魔よ、自然よ、我に力を!!」

 杖を両手で支え、大きく声を張り上げた。

「ブリザード、凍結せよ!!」