~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王

「なぁ、帝」

 “戦車”には聞こえない程度の声で麟紅は帝の竜に呼びかけた。

“なんだ?”

「この炎、扱いにくいっつーの」

“それはお前の意思と取れ”

 頭の中に、帝の竜の低い声が響く。

「意思?」

“そうだ”

 自分の手の上の炎を見つめ、麟紅は考える。