~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅱ 竜と炎の王

「“本物の強さ”? 笑わせるな。勝つことが強いことの証明だ。それこそが本物。それ以外にどんな強さがあるってんだ?」

「俺に勝ったら教えてやる」

「そのときは俺の強さが本物だと証明されたときか」

 “戦車”は鼻で笑い。指先に炎を作り出した。

「お前がもう口を利けないときだな」

「さぁて、どうだか」

 麟紅も口をゆがめ、笑ってみせる。手のひらの上の炎が、風もなく揺らいだ。