帝の竜は思わず額に手を当てた。
“今だけだ。こいつは俺の手で倒さねぇと気が済まねぇ”
「……」
“わかったか?”
ふぅ、と帝の竜には似合わないため息がその口から漏れた。
「わかった。しかし」
とそこで一呼吸はさみ、
「この体はもともとお前のものだ。壊れようとどうなろうと、私には関係のないことだ。それだけは覚えておけ」
麟紅は、馬鹿にすんなとばかりに笑った。
“上等”
そして、炎がさらに、爆発した。
“今だけだ。こいつは俺の手で倒さねぇと気が済まねぇ”
「……」
“わかったか?”
ふぅ、と帝の竜には似合わないため息がその口から漏れた。
「わかった。しかし」
とそこで一呼吸はさみ、
「この体はもともとお前のものだ。壊れようとどうなろうと、私には関係のないことだ。それだけは覚えておけ」
麟紅は、馬鹿にすんなとばかりに笑った。
“上等”
そして、炎がさらに、爆発した。

