慌てる紫音を落ち着かせるように、麟紅は声を落として言う。
「お前は今すぐ東大校門の方へ向かえ。その途中で藍奈と茜と檸檬が魔法使いと戦ってる。紫音、お前は三人の援護をしてくれ」
「え!? それって兄さんは……」
「帝!!」
“何用だ?”
麟紅の脳内に、重く低い声が響いた。
「俺は竜王術で戦う。安心しろ。絶対負けねぇ」
麟紅が笑いかけると、紫音は無言で頷いた。
そして、その細い腕を天にかざす。
「箒よ(ブルーム)!!」
どこからか、木の箒が現れる。紫音はその箒をつかみ、跨(またが)った。
「お前は今すぐ東大校門の方へ向かえ。その途中で藍奈と茜と檸檬が魔法使いと戦ってる。紫音、お前は三人の援護をしてくれ」
「え!? それって兄さんは……」
「帝!!」
“何用だ?”
麟紅の脳内に、重く低い声が響いた。
「俺は竜王術で戦う。安心しろ。絶対負けねぇ」
麟紅が笑いかけると、紫音は無言で頷いた。
そして、その細い腕を天にかざす。
「箒よ(ブルーム)!!」
どこからか、木の箒が現れる。紫音はその箒をつかみ、跨(またが)った。

