「……」
そうなのだ。自分は竜王術を使わないと言ったが、なぜかこの男も魔法を使ってこない。明らかに余裕を見せているとしか思えない。だが、
「何ボーっとしてやがんだ!?」
「……!!」
座ったまま“戦車”は体をひねり、一回転。左の肩でカポエラのように回転し、もう一度踵落しが繰り出された。
麟紅は寸前で背中を反って、攻撃を回避する。すぐに仰向けになり、脚で反動をつけて立ち上がった。
立ち上がって、振り向きざまに蹴りを繰り出す。しかしそこには“戦車”はいない。次の瞬間にはもう眼前に足が見えた。
「がっ!」
“戦車”の跳び蹴りが鮮やかに麟紅を捕らえ、数メートル吹き飛ばした。
そうなのだ。自分は竜王術を使わないと言ったが、なぜかこの男も魔法を使ってこない。明らかに余裕を見せているとしか思えない。だが、
「何ボーっとしてやがんだ!?」
「……!!」
座ったまま“戦車”は体をひねり、一回転。左の肩でカポエラのように回転し、もう一度踵落しが繰り出された。
麟紅は寸前で背中を反って、攻撃を回避する。すぐに仰向けになり、脚で反動をつけて立ち上がった。
立ち上がって、振り向きざまに蹴りを繰り出す。しかしそこには“戦車”はいない。次の瞬間にはもう眼前に足が見えた。
「がっ!」
“戦車”の跳び蹴りが鮮やかに麟紅を捕らえ、数メートル吹き飛ばした。

