「妖術もここまでくりゃ、陰陽師も手が出ないなぁ!」
そう叫んで御柳は右前方めがけて刀を振った。が、そこは何もない空である。茜の生み出した幻術に惑わされているのだ。
苦い顔の御柳の反対側に、檸檬が瞬間移動で躍り出る。そして、渾身の回し蹴りを繰り出した。
「やぁあっ!!」
檸檬の脚は御柳の顔を完全に捕らえた、と思われたが、
「ふ、せっかく狐の嬢ちゃんが完璧な妖術をかけたっていうのに、締めがこれじゃあねぇ」
御柳の手にした刀の柄が、檸檬の蹴りを受け止めていた。
「声を出したら、バレるってわかんねぇかなぁ!?」
笑うように、立ち尽くす檸檬のわき腹に豪快な回し蹴りが決まった。「あうっ!」という声を上げて、檸檬は十数メートルふっ飛ばされた。
「ぬるいぬるいぬるい! お前らてんで雑魚(ざこ)だな。これなら竜王術かエジプト魔術のぼうずとやってた方がマシだったか!?」
高らかな笑い声を上げて、御柳は刀を舞い躍らせた。
そう叫んで御柳は右前方めがけて刀を振った。が、そこは何もない空である。茜の生み出した幻術に惑わされているのだ。
苦い顔の御柳の反対側に、檸檬が瞬間移動で躍り出る。そして、渾身の回し蹴りを繰り出した。
「やぁあっ!!」
檸檬の脚は御柳の顔を完全に捕らえた、と思われたが、
「ふ、せっかく狐の嬢ちゃんが完璧な妖術をかけたっていうのに、締めがこれじゃあねぇ」
御柳の手にした刀の柄が、檸檬の蹴りを受け止めていた。
「声を出したら、バレるってわかんねぇかなぁ!?」
笑うように、立ち尽くす檸檬のわき腹に豪快な回し蹴りが決まった。「あうっ!」という声を上げて、檸檬は十数メートルふっ飛ばされた。
「ぬるいぬるいぬるい! お前らてんで雑魚(ざこ)だな。これなら竜王術かエジプト魔術のぼうずとやってた方がマシだったか!?」
高らかな笑い声を上げて、御柳は刀を舞い躍らせた。

