*
後方から爆発の音が届き、同時に紅蓮の炎が巻き起こるのが見えた。
「く、朽葉さん!?」
「バカ! しゃがみなさい!!」
襟を藍奈につかまれ、そのまま茜は腰から地面に引きずられた。その際「ふにゃ」という情けない声が茜の口から漏れた。
その茜の頭上を、幾枚もの風の刃が猛スピードで通り過ぎていった。
その横から檸檬が飛び出し、拳を構える。
「僕が行くのだ!」
「大丈夫なの!? あなた瞬間移動しかできないんじゃ……!」
「なめないでほしいのだよ」
ふらつく茜を立たせながら問う藍奈に、檸檬はえらそうに人差し指を振りながら答えた。
「こーゆー時のために、お兄ちゃんと一緒に空手を習っていたのだ。ちなみにお兄ちゃんは免許皆伝なのだ!」
後方から爆発の音が届き、同時に紅蓮の炎が巻き起こるのが見えた。
「く、朽葉さん!?」
「バカ! しゃがみなさい!!」
襟を藍奈につかまれ、そのまま茜は腰から地面に引きずられた。その際「ふにゃ」という情けない声が茜の口から漏れた。
その茜の頭上を、幾枚もの風の刃が猛スピードで通り過ぎていった。
その横から檸檬が飛び出し、拳を構える。
「僕が行くのだ!」
「大丈夫なの!? あなた瞬間移動しかできないんじゃ……!」
「なめないでほしいのだよ」
ふらつく茜を立たせながら問う藍奈に、檸檬はえらそうに人差し指を振りながら答えた。
「こーゆー時のために、お兄ちゃんと一緒に空手を習っていたのだ。ちなみにお兄ちゃんは免許皆伝なのだ!」

