*
一方、商業区に並ぶビルの屋上。
朽葉と焔崎が激戦を繰り広げていた。
「伊賀諸波流忍術秘技!」
胸の前ですばやく印をきり、口元に人差し指を当てた。
「劫火幕散(ごうかばくさん)!!」
声とともに、朽葉の口から広がるように炎が噴き出した。
「そんなチンケなもんで、俺の相手が務まんのか?」
あくまで気だるげな口調で、しかしはっきりと聞こえる声で焔崎は言う。
そしてジャケットのうちポケットからくないを四本、取り出した。
「甲賀焔(こうがほむら)流忍術」
言葉と同時にくないを一本朽葉に投げる。一瞬遅れて二本目を、続けて三本目、そして四本目。二本目が一本目の後ろをつき、三本目が二本目を、四本目が三本目を、一列に連なったくないは一気に速度を増し、光の速さで朽葉を襲った。
「龍鱗連鎖(りゅうりんれんさ)!」
「!!」
激烈なコンクリートの破壊音が、夜の闇に響いた。
「ああ、縮地(しゅくち)でかわしやがったか……」
呆れるような焔崎の視線の先、朽葉が左腕を押さえて倒れこんでいた。
「ぅああ……!!」
朽葉の腕から、大量の血があふれ出ていた。
一方、商業区に並ぶビルの屋上。
朽葉と焔崎が激戦を繰り広げていた。
「伊賀諸波流忍術秘技!」
胸の前ですばやく印をきり、口元に人差し指を当てた。
「劫火幕散(ごうかばくさん)!!」
声とともに、朽葉の口から広がるように炎が噴き出した。
「そんなチンケなもんで、俺の相手が務まんのか?」
あくまで気だるげな口調で、しかしはっきりと聞こえる声で焔崎は言う。
そしてジャケットのうちポケットからくないを四本、取り出した。
「甲賀焔(こうがほむら)流忍術」
言葉と同時にくないを一本朽葉に投げる。一瞬遅れて二本目を、続けて三本目、そして四本目。二本目が一本目の後ろをつき、三本目が二本目を、四本目が三本目を、一列に連なったくないは一気に速度を増し、光の速さで朽葉を襲った。
「龍鱗連鎖(りゅうりんれんさ)!」
「!!」
激烈なコンクリートの破壊音が、夜の闇に響いた。
「ああ、縮地(しゅくち)でかわしやがったか……」
呆れるような焔崎の視線の先、朽葉が左腕を押さえて倒れこんでいた。
「ぅああ……!!」
朽葉の腕から、大量の血があふれ出ていた。

