*
強烈な爆発音とともに、コンクリートの壁が粉々に破壊された。
「忍術を馬鹿にしないでいただきたい。この程度のこけおどしが私に通用するとでも?」
懐からさらにくないを取り出し、銘苅はそれを放つ。
間一髪のところで、常磐は崩れるようにかわした。
「常磐くん!」
「黙って前見とけや!!」
瞬時にアズラクの目の前へ銘苅は躍り出た。まさに風のような動き。
「う、うわぁあ!」
慌てて後ろに下がろうとして、躓(つまづ)き転んだおかげで銘苅の手刀を避けることができた。まったく運のいい奴だ。
常磐はポケットから新たに一枚の札を取り出し、銘苅へ向かって打ち放った。
「南方紅帝火行呪符、朱雀の符!」
符は火炎の弾となって、銘苅を焼き尽くさんと速度を上げた。
が、そこにもう銘苅はいなかった。
「ど、どこに……!」
「う、上だよ!」
見上げると、壁に張り付く銘苅がいた。何も道具は使っていない。足だけで、壁に張り付いている。
「この程度、気(チャクラ)を高めれば造作もないことです」
銘苅の後ろに、青く輝く月を見た。
強烈な爆発音とともに、コンクリートの壁が粉々に破壊された。
「忍術を馬鹿にしないでいただきたい。この程度のこけおどしが私に通用するとでも?」
懐からさらにくないを取り出し、銘苅はそれを放つ。
間一髪のところで、常磐は崩れるようにかわした。
「常磐くん!」
「黙って前見とけや!!」
瞬時にアズラクの目の前へ銘苅は躍り出た。まさに風のような動き。
「う、うわぁあ!」
慌てて後ろに下がろうとして、躓(つまづ)き転んだおかげで銘苅の手刀を避けることができた。まったく運のいい奴だ。
常磐はポケットから新たに一枚の札を取り出し、銘苅へ向かって打ち放った。
「南方紅帝火行呪符、朱雀の符!」
符は火炎の弾となって、銘苅を焼き尽くさんと速度を上げた。
が、そこにもう銘苅はいなかった。
「ど、どこに……!」
「う、上だよ!」
見上げると、壁に張り付く銘苅がいた。何も道具は使っていない。足だけで、壁に張り付いている。
「この程度、気(チャクラ)を高めれば造作もないことです」
銘苅の後ろに、青く輝く月を見た。

