*
高等学区、東大広場。時刻は七時五十五分。もっと早く着く予定だったが、朽葉と戦っているだろう焔崎とかいう男や御柳と出くわしたせいで遅くなってしまった。
息を落ち着かせるため、そこからは歩いて向かうことにした。
「なんだ? 何か変だ……」
気のせいか? と思ったが断じてそうではない。
「人が、少ない、ってゆーか、いねぇ……」
誰もいない。確かに辺りは暗く見えにくいというのもあるが、これは違う。根本的に。
人の気配が、まったくしないのである。
しかし今はそんなことに構っていられるはずもない。不気味な気がしてならないが、紫音を助けるため、早足で広場の中央付近へ向かった。
「しっかし、ホントにだーれもいねぇな」
暗闇の中、ふと右を見ると、遠くになぜだか明るく照らされた場所があった。
高等学区、東大広場。時刻は七時五十五分。もっと早く着く予定だったが、朽葉と戦っているだろう焔崎とかいう男や御柳と出くわしたせいで遅くなってしまった。
息を落ち着かせるため、そこからは歩いて向かうことにした。
「なんだ? 何か変だ……」
気のせいか? と思ったが断じてそうではない。
「人が、少ない、ってゆーか、いねぇ……」
誰もいない。確かに辺りは暗く見えにくいというのもあるが、これは違う。根本的に。
人の気配が、まったくしないのである。
しかし今はそんなことに構っていられるはずもない。不気味な気がしてならないが、紫音を助けるため、早足で広場の中央付近へ向かった。
「しっかし、ホントにだーれもいねぇな」
暗闇の中、ふと右を見ると、遠くになぜだか明るく照らされた場所があった。

