言って、御柳は優雅に刀を払った。その様を見れば、誰もが息を呑むだろう。現に、麟紅の後ろでは檸檬や茜が感嘆の声を漏らしている。
「“力(ストレングス)”に聞いただろ? 麟紅、あんたにゃあんたを待ってる奴がいんだよ」
「ってことは、要はあれか? また俺だけスルーってか?」
御柳は口を閉じたまま、頷いて答えた。逆光でも、その端正な顔立ちははっきりと見えた。
麟紅はゆっくりと、首を後ろにいる藍奈たちに向けた。
藍奈は、
「今度は負けない……」
とだけ口にした。
「“力(ストレングス)”に聞いただろ? 麟紅、あんたにゃあんたを待ってる奴がいんだよ」
「ってことは、要はあれか? また俺だけスルーってか?」
御柳は口を閉じたまま、頷いて答えた。逆光でも、その端正な顔立ちははっきりと見えた。
麟紅はゆっくりと、首を後ろにいる藍奈たちに向けた。
藍奈は、
「今度は負けない……」
とだけ口にした。

