モンスターと動物は、この世界に区別はありません。


 つまり、どちらも魔王によって作られたという時点で共通なのです。


 ただ、人間に従うものが、動物とされて、魔王の復活を願っているものをモンスターと呼ぶぐらいの区別しかアリマセン。


 ゆえに、今は人間とともに一緒に暮らしている牛や犬、ネコ、なんかも魔王復活と同時に、人間に牙をむく・・・という可能性もなくはないのです。



 モンスターと人間の大きな違いは、魔法にあります。


 エルフやドワーフもモンスターの一種です。


 彼らは精霊によって作られているわけではないので、魔法は一切使えません。


 しかし、彼らは人間離れした容姿を持ちます。


 その容姿によって、特殊能力がくわえることが可能です。


 たとえば、強大な翼を持つ者は空を飛べます。


 強靭な脚力を持っているものは、恐ろしく早く走れます。



 えらや、うろこを持っているものは、海の中も自由自在です。


 そんな感じで、もし『モンスター』を使いたいというなら、容姿にこだわり、そこに特殊能力をつけましょう。


 ただし、魔法(炎)はケツから出る。


 というのも、モンスターならOKです!!


 でも、火が出るケツって、どんな構造しているんだろう?