さかのぼる事、丁度二週間前。





「諦めるしか……ない。」





校長の身体が小刻みに震える。

「………あきらめ…る」



その瞬間から、俺の
脳内活動は完全に
ストップした。


そこからの記憶は、もうないと言っても嘘じゃない




「いや、諦めません☆」

「…え??」


「僕は、女子高でも、高校に行けるのならば行きます☆」

「いや…無理だ…そんな非現実的な事できる訳…」


「大丈夫です☆ 僕わとっても中学生男子の体型ではないんです☆ ほら、見てください☆ あと5キロ程増えれば女子体型ですよ?☆」

「それもそうだが…しかし!!」





「ヒィィィィィィィィ!!!!!!!」



校長の悲鳴が
部屋中に響く。