「いや…、私どももね、期待してこの結果を見させて頂いたよ…。」 校長の顔に影が落ち、 より一層暗く見えた。 「…永井悠…君。」 「…はい…」 足に震えが走る。 手が汗ばむ…。 「東京都私立アンジェリカ学園…………」 「トップ合格だ」