「俺はゲーム機の代わりか?」

途中でジンはあたしにこんな事を聞いてきた。

いつもの冷やかな眼は、あたしを軽蔑しているようにも見える。

ホンット、ムカつく!!

「ロボットじゃん。主人のあたしに、何の文句があるのよ!!」

「……別に無い」

ジンはそのまま沈黙し、抵抗しないので、ボタンはあっさり全部外すことが出来た。