「次さ、再生したら、今度こそ3人でしようぜ」

いたずらっぽく、レンが言うと、ジンがわざとらしく肩を落としてみせた。。

「冗談。俺にそういう趣味は無い」

「なんだよー、セクサロイドだろ?」

「セクサロイドの性能はお前の方が上だ。それに、知らないのか? 俺は欠陥品だ、リッカが言ってただろ」

「確かに」

「あとは任せた」

「仕方ねぇな。任せとけ」

ふたつの背中が、舞台裏から消えて行った。