「どうすればいいの?」

「『セーフティーロック解除』と。後は『はい』と答えてくれればいい」

「わかった」

ヨシダが、一拍置いて口を開いた。

「セーフティーロック解除」

とたん、ジンとレンが目を閉じ、赤い眼のアンドロイドが現れる。