「『リッカ』でよろしいですか?」
「……うん」
「それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい」
彼の背中にまわした手により一層力を込め、ぎゅっと抱きしめる。
やや間があって、その力強い手があたしの右肩を掴んだ。
「何をしている?」
低く、いつも通り落ち着いた声があたしの耳元をくすぐる。
「エッチ、……しよ?」
あたしはジンの心臓の部分のちょっと上辺りに唇を押しつけた。
「……うん」
「それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい」
彼の背中にまわした手により一層力を込め、ぎゅっと抱きしめる。
やや間があって、その力強い手があたしの右肩を掴んだ。
「何をしている?」
低く、いつも通り落ち着いた声があたしの耳元をくすぐる。
「エッチ、……しよ?」
あたしはジンの心臓の部分のちょっと上辺りに唇を押しつけた。

