「ちょっ、リッカ、大丈夫っすか?」

ふらふらする世界をジンとウメちゃんが支えてくれる。

「ダイジョブ、ダイジョブ、ははははは、じゃあ、ジン、レンがあたしを襲わないように見張っててね」

「了解だ」

ジンが支えていた手を離し、ウメちゃんに寝室まで連れて行ってもらう。

「何だよ、それーっ!!」

レンの地団駄が聞こえたけど、

ベッドに倒れこんだら、すぐに何もわからなくなった。