「リッカに聞かれたら困る事?」

ヨシダが腕を組んで威圧的にジンに聞き返す。

身体の大きいウメモトがそのヨシダの後ろに控える。

「困らない。だが、キミに先に話すのが最適と考える」

「困らないのなら、中で話せばいい事じゃない?」

「中はダメだ」

「どうして?」