Replicant・Lover's-L No.6

「仕様の違いだ」

「悪かったな、役立たずで」

「いや、むしろお前がいてくれて助かるんだが」

ジンを振り返り、ジトッと睨んでみたが、レンは床に溜息を落としてから言った。

「面貸せ」

「情報交換してくれるのか?」

ジンが少し、首を傾けて見せる。

「はあぁぁぁ。嫌いなんだよ、情報交換。何か、脳みそ溶け出してる感じがして。それに、貰ったデータも、自分じゃない視点だから気持ちが悪いし」